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「夫は仕事、女性は家庭」は正しい?それとも古い?世の中の意識の変化

「夫は仕事、女性は家庭」は正しい?それとも古い?世の中の意識の変化


「夫は仕事、妻は家庭」という考え方は、現在古くとらえられ減少傾向にあります。しかしそれでもまだそういった考え方を持った人は、一定数いるでしょう。一方で子どもができても働き続けたいと考える女性は、増えてきています。

そこでこの記事では、女性が仕事をすることに対する世の中の意識の変化と働くことについて、ご紹介していきましょう。夫や子どもがいる女性の方は、ぜひとも参考にしてください。

女性の働くことへの意識の変化と働くことについて

世の中では女性の就業に対する意識は、変化し続けています。それでは具体的にどのように変化しているのでしょうか。以下より詳しくご紹介していきましょう。夫や子どもがいて、なかなか働くのが難しい女性の方は、ぜひとも参考にしてください。

女性の就業に対する意識の変化

内閣府では数年おきに、男女共同参画社会についての世論調査を行っています。最近では2019年に行われております。そのなかで女性の就業継続を支持する考え方が、60%を超えていました。支持率が60%を超えるのははじめてのこととなります。

このことから女性の就業に対する意識の変化が、起こっていると言えるでしょう。他にも固定的性別役割分担意識に対して「賛成」が、過去最少になっています。さらに家事などに対する配偶者との役割分担については「配偶者と半分ずつ分担したい」が、最も多くなっていました。

このように世の中では、女性の就業に対する意識には変化が見られているのです。男は仕事、女は家事といった考え方が、なくなってきつつあるといえるでしょう。

家族のかたちに対しての考え方の変化

第六回全国家庭動向調査結果概要の報告において、家族のかたちについての調査の結果が報告されています。そのなかで「結婚後は、夫は外で働き、妻は主婦業に専念すべきだ」という項目で、賛成の割合が10年前に比べて大きく低下しています。その数字は実に、38.1%となっていました。

また「子どもが3歳くらいまでは、母親は仕事を持たず育児に専念したほうが良い」に対する、賛成割合も10年前と比べ低下傾向にあり、64.5%でした。

女性に偏る家事育児分担

2019年度の男女共同参画社会に関する、世論調査のなかでは以下のような報告が出ています。

「妻と夫の1日の平均家事時間は、妻は平日263分(5年間に比べ17分減)、休日284分(同14分減)、夫は平日37分(同6分増)、休日66分だった(同7分増)。また、1日の平均育児時間の方は、妻は平日532分(5年間に比べ40分減)、休日680分(同11分減)、夫は平日86分(同3分減)、休日322分(同13分増)となっていた。」

この報告をみてみると、依然として家事育児の家庭内の分担は女性に偏っていることが分かるでしょう。

働くには家族の協力が必要

ここまで紹介してきたように、世の中の意識が変化したからといって、女性が仕事を最優先できるかと言ったらそうではありません。働くとなるとやはり家族の協力が必要になります。

例えば仕事をすることで家事に使える時間が大幅に減り、仕事との両立が難しくなってしまうこともあります。仕事の家事もひとりぶんならどうにかなっても、家族全員分となるとなかなかにたいへんです。また女性は結婚、出産によるライフスタイルの変化に対応していかなければいけません。そのため仕事をするには、家庭内で家事の役割分担をするなど、子どもや夫などの家族の協力が必要になります。

世の中の女性の就業意識が変わっても家族の協力無くしては、働くことは難しいです。家庭内の家事育児分担の割合の偏りを家族に協力してもらい、減らすことで仕事にも注力できるでしょう。

女性が生き生きと働ける環境が必要

世のなかで女性の就業に対する意識が変化しつつあります。家庭内の家事育児分担の偏りが見られる現状において、いかに女性が生き生きと働けれるかが大切です。夫と子どもがいながらも、働ける環境の企業や仕事を探していくことが、生き生きと働くためのひとつの重要な要素になります。

自分ではなかなかそのような企業を見つけるのが難しいという方は、人材紹介をしている企業に相談してみるのもよいでしょう。企業に相談することで、自分ひとりで探すよりも自分に合った仕事に就くことが出来ると思います。自分に合った仕事を見つけるという意味でも、生き生きと働ける仕事を探すという意味でも、企業に相談するのがおすすめです。

夫の転勤による仕事の変化

夫がいる女性は夫の転勤により、仕事を変えなくてはいけないことがあります。住む場所が変わり、以前の仕事を続けるのが難しいこともあるでしょう。そういった場合は前職のスキルを活かして、新しい企業に勤めたり、新しい地域で新しい職を探したりしなければいけません。

いずれにせよ、何かしらのスキルや資格は女性にとって、変わりゆく環境の中で働き続けるためには必要だといえるでしょう。夫の転勤に左右されない仕事を探すのも、ひとつの手段かもしれません。女性は夫の転勤に左右されず、手に職を付けられた状態が理想的でしょう。

 

まとめ

今回は女性の就業に対する世のなかの意識変化と、働くことについて紹介をしました。夫や子どもがいながらも、生き生きと働き続けたいと思う女性は数多くいることでしょう。しかし現状は世のなかにおける意識は変化していても、女性の家事育児分担の割合が多くなっています。

「株式会社グローバルサービス」では、女性が生き生きと働ける環境作りに力を入れております。仕事に関するお悩みがありましたら、ぜひとも一度お気軽にご相談ください。

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